コンサルティング会社「Grant Associates」*が作成した包括的な調査報告書に基づき、この取り組みは、モナコ公国の都市計画および開発プロジェクトを段階的に導く基本原則を定めています。 本方針は、地域のレジリエンスを強化し、生活環境を持続的に改善し、生物多様性を保全し、モナコの発展に自然をより一層取り入れることを目的とした行動指針を提示しています。
クリストフ・ミルマン国務大臣は次のように述べています。 「これほど高度に都市化された高層都市において、 私たちの最優先の責務の一つは、明日の都市を構想することであり、その際、例えばヒートアイランド現象への対策といった必要性を考慮に入れ、気候変動に起因する現象が最も激しくなる時期においても、公国の住民がより良く暮らせるようにすることです。 これは都市の魅力を高めるための要件であるだけでなく、健康や社会性の観点からも重要なことです。」
このビジョンは、すでに政府が推進するプロジェクトの構想に反映されています。検討の初期段階から、自然の役割、気候の快適性、景観、利用方法といった課題を取り入れ、よりレジリエンスが高く、住み心地の良い都市環境を構想するよう導いています。
政府顧問兼インフラ・環境・都市計画大臣のセリーヌ・カロン=ダジョニ氏は次のように強調しています。
「このアプローチは、事業構想の段階から私たちを駆り立てています。例えば、公共施設の整備事業において、現在では技術的な理由から、非常に無機質な広場が作られることがありますが、 しかし現在では、こうした広場に自然を取り入れることを検討しています。なぜなら、自然と技術的・運用上の必要性は相反するものではないからです。 また、公共・民間を問わず、どのような建築物があろうとも、歩行者が地中海へのこの素晴らしい眺めを失うことなく、青い地平線に視線を留められるようにする必要があります。」
www.gouv.mcの 「都市の自然再生 (Renaturer la Ville)」ページでは、以下の情報をご覧いただけます:
- 「 都市の自然再生 」の取り組みを紹介する動画、
- 戦略的枠組みおよび関連する主要文書。
これらの資料を通じて、このビジョンや、公国の都市開発プロジェクトを導く原則、そしてその実施例をいくつかご覧いただけます。
*https://grant-associates.uk.com/